ジャイロコンパスは船の船首方位を検出するための機器です。
真北を基準とした現在の船首方位を表示します。高速回転させたコマの回転トルクから地球の重力と旋転を利用して真方位を検出し、船首方位を表示します。ジャイロコンパスで表示する船首方位は、レピータコンパス等の各種方位受信機器に伝達されます。
方位信号の出力方法としては、シリアル信号、ステップ信号、アナログ信号等、各種接続機器に合わせたインターフェースが用意されています。
CMZ900ジャイロコンパスシリーズとして、以下の3種類を用意しています。
CMZ900B(B2):小型商船向けの自立タイプです。
CMZ900S:一般商船向けに1台のジャイロコンパスを使用するシングルタイプです。
CMZ900D:一般商船向けに2台のジャイロコンパスを使用するデュアルタイプです。